健康

ビタミンCは寿命に直結していた!?〜1日に必要なのは1000mg〜

先日、NHKでこんな番組がありました。

『ビタミンC不足で寿命が1/4』

なんとも衝撃的なネーミングなんでしょうか。

ビタミンは全く足りないと病気になるのは知っていましたが。。。

ビタミンが不足すると病気になる〜5大ビタミン欠乏症とは?〜ビタミンを補給するサプリメントや薬を飲んだことがある人は多いと思います。 でも、なんでビタミンを補給しないといけないのでしょうか? 答えは『ビタミンは体の中で合成できないもの』だからです。 生きるために必要なビタミンは人間が食べたものでしか、摂ることができないのです。 それでは、ビタミンが足りない状態が続くとどのようになるのでしょうか?...

ビタミンCってどっちかというと、美容とかそういう系の栄養素かと思っていました。

今回のNHKはマウスで実験していましたが、結果は本当に衝撃的でした。。。

実験方法と実験結果はこんな感じ

マウスの平均寿命は24ヶ月です。

個人的には意外と短いんだなーっと思いました。

人間はビタミンCを自分の体で作ることはできませんが、マウスは自分の体でビタミンCを作ることができます

なので、遺伝子組み換えで、自分の体ではビタミンCを生成できないマウスを作って実験していました。

そして、

片方のマウスにはビタミンCを含む(人間に換算すると1日100mg)食事(エサ)を与え、もう片方のマウスにはビタミンCをほとんど(人間に換算すると1日2.5mg)与えないようにしました。

画像出典:NHK(ビタミンC不足で寿命が1/4)より

ビタミンCが含まれていない食事(エサ)をしていたマウスは

なんと、、、

最後は自分の足でも立てなくなってしまい、病気などでなく、体がやせ細り、臓器が萎縮し6ヶ月で人間の老衰のように生き絶えてしまいました。

マウスの平均寿命が24ヶ月なので、まさに寿命は1/4

もちろん、もう一匹のビタミンC入りのエサを食べていたマウスは元気いっぱいでした。

このビタミンCの衝撃的な事実を世に発信したのは東京都健康長寿医療センター研究部長、石神昭人さんです。

ビタミンCは1日にどのくらい必要?

厚生労働省は1日に100mgを推奨していますが、ストレスなので、消費されやすいのがビタミンCです。

東京都健康長寿医療センター研究部長の石神昭人さんは、『それはかなり昔の基準で、現在アメリカなど、海外では1日1000mgが推奨されている』と言っていました。

やっぱり日本って栄養に関して本当に遅れてるなーっと思いましたね。。。

ただ、1日1000mgってどうやったら取れるんでしょうか?

ビタミンCを効率よく取れる食べ物

一番効率よく、ビタミンCを摂取できるのが、赤パプリカや赤ピーマンだそうです。

赤パプリカ1個の可食部135gで230mgのビタミンCを摂取することができるらしいです。

なので、毎日、赤パプリカを5個食べればよいですね!

ただパプリカ5個って675gもあるので、毎日は厳しいかもしれませんね。

手軽なのはサプリメント

サプリメントは非常に手軽ですね。

ただサプリを選ぶにも大きく2つのポイントがあります。

ポイント1ビタミンCは水溶性のビタミンなので、体内に入ってから、約2時間で体外に出て行ってしまいます。なので、体の中で徐々にビタミンCが溶け出すようなサプリがあれば、最高です!

ポイント2サプリメントには合成と濃縮の2つのタイプがあります。

合成は野菜や果物からビタミンCだけを抽出して錠剤にしたもの。

濃縮は野菜や果物をそのまま粉にして固めたものがあります。

食事として補うのであれば、できれば濃縮タイプのサプリメントをとりたいですね。

まとめ

  • ビタミンCが不足すると寿命が縮まる
  • 1日に必要なビタミンCの量は1000mgあると良い。
  • ビタミンCを摂取するのであれば、効率が良いのはパプリカ。
  • サプリメントでビタミンCを補いたいのであれば、濃縮タイプで、体のなかで徐々に溶け出すタイプのサプリメントがおすすめ。
ABOUT ME
マサ
福岡から下関へ引っ越した中年さん。 普段はWebの広告運用を生業としていて、レンタルスタジオもやっている人。 ガジェットやモノづくりが大好き。
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