健康のために、水を飲む人とお茶を飲む人に大きく2つに分かれると思います。さすがにジュース飲んで体にいいと思っている人も少ないとは思います。
では、水を飲むのと、お茶を飲むのは実際のところどちらが健康に良いのでしょうか?
どちらにも良い点があると思いますが、1日に必要な水分を補給するという点ではお水が良いと思われます。
1日に必要な水分をお茶でとってしまうと、カフェインを摂りすぎてすぎてしまう可能性があるからです。
ちなみに1日に体に必要な水分の量ってどのくらいなのでしょうか?
1日に必要な水分量
人が1日に必要とする水分量は、体重1kg当たり、成人で0.04ℓ、幼児は0.15ℓと言われています。
つまり、体重60kgの大人で約2.5ℓ、10kgの子供でも約1.5ℓの水分が1日に必要です。
ベッドに横になって何もしない安静状態であっても、成人男性なら2.5ℓの水が、汗や排出物として体内から失われます。。。
仕事や運動すればさらに必要ということがわかります。
水分補給として『水』が良い理由
水は水分として、一番余計な成分が混ざっていない状態です。
もし、余計な成分が混ざっていたら、混ざっている分、体内で分解する手間がかかってしまいます。
そして、分解するためにビタミンやミネラル使われます。
さらに、甘いジュースなどを飲んだ場合はジュースに含まれる糖分を分解するために、そこに水分が使われるという本末転倒な状態になります。
ジュースを飲んだら余計に喉が乾いたなどの経験はありませんか?
水も水道水なんかは塩素やトリハロメタンなど、いろんな物質が入っているため、分解に手間がかかることでしょう。
一番良いのは綺麗な水(ビタミンとミネラルはある)を飲むことが良いと言われています。
水の大切な働き
- 気温が高い時には体内の水を汗として放出し、体を冷却。体温の調節に重要な役割がある。
- 目や口、鼻の粘膜などに潤いを与えて、器官の正常な働きを促して、体を快適に保つ働きがある。
- 体内に栄養分と酸素を運び、不要成分を排出する手助けをしている。
- 体温維持や血圧調整を助けるとされる、ミネラルのバランスを保つとも言われている。
- 薬の飲用時に希釈などを助けて、胃の負担を軽くし、素早く効果的に摂取されるのを助ける。
- こまめに飲むことで、喉の渇きを癒し、満腹感を与え、食欲を抑えるとも言われています。
- 肌に水分を与えてスムーズかつソフトに保ち、肌にしなやかさと張りを与えてくれる
- 水は血液やリンパ液の流れをスムーズにして、体内に栄養を運ぶ。
水を飲むことでいろんな良いことがあります。
1日に必要な水分量はしっかりと水で摂取した方が良さそうです。
スポーツなどでも、水分が不足すると、ガクッとパフォーマンスが落ちると言われていますね。
まとめ
- 水とお茶であれば、まずは水で水分補給をしっかりすること。
- お茶の良いところはカテキン、カフェインなどが入っているため、胃に悪そうなものを食べる前にお茶を飲むのことでカテキンの殺菌作用がある。
- 水を飲む場合は水の質にもこだわった方が良い。