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Claude Codeをダウグレードさせて、自動更新を止める手順

問題の背景

最近のClaude Codeには以下の問題が報告されています:

  • コンテキストがすぐに失われる
  • コードが勝手に削除される
  • 不要な複雑性を追加する傾向

これらの問題を回避するため、安定版(v1.0.33)に戻して自動更新を止める方法を説明します。

この手順はこちらを参照させていただきました。

https://zenn.dev/satoshissss/articles/0f720bfa4ac82d

📝 手順

1. 現在の状態を確認する

まず、ターミナルを開いて以下のコマンドを実行します:

# 現在のバージョンを確認
claude --version

# claudeコマンドがどこにあるか確認
which claude

2. 古いファイルを削除する(必要な場合)

which claudeで表示されたパスが /opt/homebrew/bin/claude などの場合、npmでインストールしたものと競合している可能性があります。その場合は削除します:

# 競合しているファイルを削除
rm /opt/homebrew/bin/claude

3. 安定版をインストールする

# バージョン1.0.33をインストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code@1.0.33

# インストールできたか確認
claude --version
# → "1.0.33 (Claude Code)" と表示されればOK

4. 自動更新を無効化する

設定ファイルを編集して、自動更新を完全に停止します:

# 設定ファイルを開く
nano ~/.claude/settings.json

以下の内容を追加または編集します:

{
  "model": "opus",
  "env": {
    "DISABLE_AUTOUPDATER": "1"
  }
}
  • Ctrl + O で保存
  • Enter で確定
  • Ctrl + X で終了

5. 動作確認

# Claude Codeを起動
claude

# 終了後、バージョンが変わっていないか確認
claude --version
# → まだ1.0.33のままならOK!

💡 別の方法:コマンドごとに無効化

設定ファイルを編集したくない場合は、実行時に環境変数を指定する方法もあります:

# 自動更新を無効にして起動
DISABLE_AUTOUPDATER=1 claude

毎回入力が面倒な場合は、エイリアスを設定:

# ~/.zshrc または ~/.bash_profile に追加
alias claude='DISABLE_AUTOUPDATER=1 claude'

⚠️ 注意点

  • 通常の claude config set -g autoUpdates false では強制更新を止められません
  • DISABLE_AUTOUPDATER=1 が唯一確実な方法です
  • 将来的に問題が修正されたら、最新版に戻すことを検討してください

🔧 うまくいかない場合

  1. npmのパスが通っているか確認
  2. ~/.claude/settings.json が正しく保存されているか確認
  3. ターミナルを再起動して再度試す

これで、Claude Codeの自動更新を確実に止めることができます!

ABOUT ME
マサ
福岡から下関へ引っ越した中年さん。 普段はWebの広告運用を生業としていて、レンタルスタジオもやっている人。 ガジェットやモノづくりが大好き。
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