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AlexaでBroadlink RM mini3(黒豆)を動かしてみた。〜Amazon Echoでスマートホームを楽しむ〜

前回はスマートプラグを使って、少し、スマートホーム化しました。

Aitmexcnのスマートプラグ(コンセント)とAlexaの使い方〜IFTTTを使ってAmazon Echoに動作させてみた〜スマートホームに憧れて、少しだけ自宅にあるものをIoT化して制御してみることにしました。 今回使用したのはAitmexcnのスマートプラグ スマートプラグとはコンセントのONとOFFをスマホでできるコンセントのプラグのことです。 このスマートプラグを使って今回は間接照明の電源ON,OFFと暖房器具のON,OFFをスマホで制御できるようにしたのと、Amazon Echoが届いたので、音声でも制御できるようにしてみました。...

今回は無線LANリモート赤外線リモコンBroadlink IRコントローラ mini3を使って、Amazon Echoで「アレクサ、〜して」で電気をつけたり、エアコンを電源をON,OFFしたりしたいと思います。

今回必要となった機器は(アンドロイドスマホ、PC、Amazon Alexa、IRコントローラmini3)の4つです。

無線LANリモート赤外線リモコンを購入する

今回購入したのはこちらです。

Broadlink 黒豆 スマートホーム無線LANリモートIRコントローラ

3,000円未満で購入できる激安品です。Amazon以外で海外発送で到着が遅れてもよいのであれば、1,500円前後で購入可能です。

今回は大体5日くらいで届きました。

めんどくさい設定なんて煩わしいと思う方は日本版の製品(LinkJapan eRemote mini IoTリモコン)を購入することを強くおすすめします。

5000円くらい高くなりますが、PCは必要なくなるので、自分でnode Red設定をするのはちょっと・・・。

PCの電源を付けっ放しにするのはちょっと・・・と思われる方は絶対にmini3は購入せず日本版の物を購入してください

Broadlink 黒豆を同期する

まず、はじめにiPhoneユーザーは利用できません。iPhoneユーザーは日本版の製品を購入ください。ここからはAndroidを持っている程で話が進みます。

まず、最初の難関はこんな警告がでることです。

なんと、日本版のアプリは使用できないようになってますo(`ω´ )o

そこで参考にしたのがこのページです。

Androidに海外アプリのIntelligent Home Centerを導入する必要があります。

こちらからIntelligent Home Centerをダウンロードできます。Androidからアクセスしてください。

旧バージョンを使用した方が良いと参考ページにはありましたが、最新のバージョンで問題なくmini3は同期できました。

インストール完了すると下のアイコンが追加されます。

アプリを開いてmini3を同期します。

デバイスのタブをタッチして『+』をタッチします

カテゴリーから追加をタッチします。

リモコンをタッチします。

eRemote miniをタッチして選択します。

自宅のwi-fiに繋がっていることを確認して次へをタッチします。

あとはmini3が同期されるのを待つだけです。

同期されるとデバイスリストに追加されます。

あとはリモコンの赤外線を読み込ませて、利用するだけです。

これでAndroidスマホからリモコンを使うものは基本的に操作できるようになりました♪

ただ、日本版のAmazon Echo AlexaではIntelligent Home Centerをスキルとして利用できないため、Node Redのスキルを使って、Alexaの音声認識でリモコンを制御する必要があります。

RM Bridgeの設定

RMブリッジの使い方はこちらを参照しました。

まずはRMブリッジをスマホにインストールします。

ダウンロードはこちら

インストールが終わったらアプリを立ち上げます。

stoppedをタッチして、起動します。

起動するとグリーンの円になります。※アンドロイドスマホのIPは固定IPにしておいた方が良いかも

RM BridgeのHPにPCでアクセスします。

RM Bridge – Code Learning

認証を求められた場合は初期値の
ユーザー名: admin
パスワード: bridge
を入力します。

mini3のMacアドレスを調べるためにFingをインストールします。

Fingのインストールはこちら

Fingを起動すると各デバイスのIPアドレスとMacアドレスが表示されます。mini3のMacアドレスをメモっておきます。

MACのところに先ほどメモったmini3のMacアドレスを入力し、TypeにはRM2と入力します。入力が終わったらAdd Manuallyをクリックします。

Step3が出てくるので、Code Nameに好きな名前を入れて、Lean Codeをクリックします。

HTTP/404のエラーが出る場合はブラウザを変更して試してみてください。

自分の場合はChrome全く反応しないSafariで解決でした。

クリックしたら、mini3の応答ランプが光るので、登録したいリモンコンのボタンをmini3に向けて押します。読み込むとランプが消えます。

読み込みが正常に終わると、Step4が出てきます。Test Codeをクリックすると、覚えさせたリモコンの操作をテストします。

読み込みをしたCodeはこちらで確認がとれます。

https://の後にAndroidのIPアドレスを入力して、Load Codesをクリックします。

登録したリモコンの一覧が表示されます。

AlexaのスキルにNode Redを追加する

iPhoneかAndroidからAmazon Alexaのアプリを開きます。

メニューからスキルをタッチします。

スキル追加画面に変わったら、検索バーにNode Redと入力して検索しましょう。

Node Redが出てきたら追加します。

この際にアカウント登録が必要となるので、登録して完了させます。

Node Red Alexa home skill bridgeの設定

まずはこちらにアクセスします

Loginをクリックします。

先ほどAlexaスキルで登録したユーザー名とパスワードを入力し、ログインします。

Add Deviceをタッチします。

Nameにアレクサに呼びかける時の機器の名前を入力します。

後から変更できないので注意です。

一つのボタンでONとOFFがあればActionsの所のONとOFF両方にチェックを入れてOKをクリックします。

Node Redの設定

まずはPCにNode Redをインストールします。今回はWindows環境で行っています。

こちらのページを参考にしました。

windows版の.msiをダウンロードしてインストールしました。

Node Redのダウンロードはこちら

インストールが完了したら、コマンドプロンプトを開きます。

[npm install -g –unsafe-perm node-red]と入力すればnode-redのインストールが始まります。

インストールが終わったら、コマンドプロンプトで[node-red]と入力してEnterを押します。

AndroidでNode Redを使う〜Amazon Echoをより快適に使うために〜Node-Redはパソコン(Windows)で動かすように説明をしていたんですが、よくよく調べたら、Android5.0以降であれば、Node-RedをAndroid端末で利用できるようでした。 PCのNode-Redを経由しなくて済むようになったので、さらに快適に利用ができるようになりました♪ 今回はそんなAndroidでNode-Redを利用する方法です。...

起動したら、インストールしたPCのブラウザでhttp://127.0.0.1:1880を開くとNode Redのプログラム画面が開きます。

他の端末からでも、Node RedをインストールしたPCのIP:192.168.◯.◯:1880にアクセスすればNode Redのプログラム画面を開くことができます。

Node Redのプログラムを開いたら、早速設定します。

パレットの管理を開いて、alexaノードを追加します。

ノードを追加タブで【node-red-contrib-alexa-home-skill】を検索してノードを追加します。

alexaノードが追加されたら、フロー1にalexa homeをドラッグ&ドロップします。

フローに追加したAlexa homeをダブルクリックして設定を開きます。

Accountの鉛筆アイコンをクリックします。

Alexaスキルで登録したユーザー名とパスワードを入力し、追加をクリックします。

Accountに自分が登録しているUsernameが表示されていたら、更新ボタンをクリックします。

Deviceの矢印をクリックしたら、先ほどAlexa home Bridgeで登録したデバイス名が表示されます。設定したいものを選んで完了をクリックします。

switchをドラッグ&ドロップします。

Alexa homeとswitchの点と点をドラッグして結びます。

switchをダブルクリックし、is trueを選びます。OFFの設定をする場合は追加をクリックして、is Falseを選びます。設定が完了したら完了をクリックします。

http requestをドラッグ&ドロップして、同様にswitchの点と点を繋ぎます。

http requestをダブルクリックします。

RM Bridgeで作成したURLをコピペします。

完了を押します。

最後にデプロイをクリックします。

複数登録する場合は同じフローで作成するようにしてください。

音声制御できるとこんな感じ

感想

正直、お金だして、日本正規品購入した方が、絶対いいと思いましたよ(/ _ ; )

でも、自分で設定することで、スマートホームの概要がよくわかった感じになったのでまるですかね。

細かな設定もNode Redの方ができるので、そこは良かったとこではないでしょうか?。

あー。よく頑張った( ´∀`)快適快適!

ABOUT ME
マサ
福岡から下関へ引っ越した中年さん。 普段はWebの広告運用を生業としていて、レンタルスタジオもやっている人。 ガジェットやモノづくりが大好き。
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POSTED COMMENT

  1. ヤマネ より:

    詳しくご説明していただきありがとうございます。ただ、私の場合、残念ながらうまくゆきません。
    PCのコマンドプロンプトでnode-redを実行している時はうまくゆくのですが、node-redを落とすと、応答しなくなります。
    どこか、やり方悪いのでしょうか?

    • MASA より:

      ヤマネさん、コメントありがとうございます!
      node-redは起動しておかないと、使えなくなるのは通常です。
      ウチのPCも常にnode-redを起動した状態で、放置していますよ!

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