マイナス思考とネガティブな思考に陥ると、正常な判断ができず、真実を見失う事にもつながりかねません。また、思うように事が進みにくくなったりします。
そして、判断が鈍るだけでなく、行動がなかなかできなくなったりと、成果に繋がりにくくなってしまい益々自信を失うなどの悪循環に陥ってしまうことも。。。
このマイナス思考=ネガティブな思考は人によって陥りやすいパターンには違いがありますが、克服できないものではありません。
たまに、自分はマイナス思考の人間だから、『〜できない。』などを言う人がいると思いますが、自分がなぜマイナス思考なのかとか、どんなネガティブな思考でそんな風に思ってしまったのか?っというのは考えた事がない人がほとんどだと思います。
このパターンを把握することで、自分はこの思考パターンに陥りがちだなっというのが分かれば、陥りがちなネガティブのパターンを克服する事が可能です。
ネガティブな思考パターンには大きく分けて8つのパターンがあります。
心のフィルター
心のフィルターはある状況の否定的な面だけを見てしまうものです。
否定的な面だけみてしまうと、うまくいかないイメージしかできなくなるでしょう。
事実は曲げられませんが、物事には肯定的な面と否定的な面を両方持ち合わせています。
否定的な面だけでなく、肯定的な面も見るように心がければ、きっと克服できるはずです。
早合点
早合点はすべての事実を確認するまえに状況や人を判断してしまうことです。
事実をしっかりと把握してから判断をしないと、とんでもない誤解を招くこともあるので注意が必要です。
様々な視点で物事を捉え、判断は最後に行うことが大事です。
自責の念
自責の念は何か問題が起きると、必要以上に自分を厳しく批判してしまうことです。
必要以上に自分を批判してしまうと、自信喪失にも繋がります。
たとえうまくいかなくても、そこから学べることに目を向けましましょう。学べてよかったというポジティブなものがきっと見つかるはずです。
完璧主義
完璧にできなければあきらめるという人は意外と多いのではないでしょうか?
完璧にこだわりすぎると、逆に成果は上がりにくいものです。
常に60%を基準値としてやれば、いろんなことにチャレンジができるかもしれませんよ?
一つのことに失敗したからといって、他で成功できないわけではないので、間違えたとしても、そこから学ぶ姿勢だけは忘れずに少しずつクオリティをあげていければいいのです。
理想とのギャップ
物事が自分の思い描く通りにいかない時に、現状と理想とのギャップに囚われてしまうことがあります。
ギャップは大きければ大きいほど、あんな遠くの目標が本当に達成できるのか?やっぱりできないのではないのか?などと思いがちです。
たとえわずかであっても、一歩ずつ確実に進んでいるという実感をもつことが大事です。
時間はかかっても方向さえ間違っていなければ、目的地にはたどり着けるのですから。
過剰評価
過剰評価とは問題を実際よりもかなり悪く捉えてしまうことです。
問題の大きさを過剰に捉えてしまい、パニックを起こしやすくなります。
パニックになると人は正常な判断ができなくなるので、良い結果はまず得られないでしょう。
問題が起きた時はまず、一旦落ち着いて、一歩引いて考えてみることです。
実際には問題は深刻ではないことに気づくはずです。
出来論
出来論はあなたはこうであるべき、こうでなければいけないと固執してしまうことです。
こうあるべき、こうでなければならないというものは非現実的な期待を生んでしまいます。
また、本来自分がやるべきことを見失ってしまうこともあるでしょう。
現実を直視し、できることからはじめましょう。
レッテルを貼る
自分や人にレッテルを貼る行為は意外と何気なく起こっています。
レッテルとは自分は怠け者だとか彼は役立たずだなどと、通常否定的で誤った内容のことが多いです。
自分の思い込みで人を判断していないか考えてみましょう。
また、自分自身に対して不当な評価をしていないか考えてみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
あなたはどれが当てはまりましたか?
人それぞれ、違う答えだと思いますが、マイナス思考、ネガティブな思考というものは克服することができます。
自分はどういう傾向があるのかをしっかりと見極めて、意識するだけでも変わってくるので、自分自身に該当するパターンを意識して生活してみてください。